ベビーパウダー山崎

シークレット・レンズのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

シークレット・レンズ(1982年製作の映画)
2.0
中東がアメリカの脅威になったり自爆テロとか80年代前半にしては早すぎるけど、ごちゃごちゃうるせえなアメリカに逆らうやつらは戦争で皆殺しだバカヤロー!で終わるのが最も現代的(トランプ的)な気がした。ショーン・コネリーって男気で押し切るような作品だけではなく、それなりに歪な映画に出ているのがわかる(『怒りの刑事』『いとしき暗殺者』『メテオ』…)。鬼のリチャード・ブルックス、陰惨で冷淡な作風が隠し切れないからドタバタコメディは全く向いていない。