ビターチョコ

サスペリアのビターチョコのレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
3.0
ホラー映画。
とても評判が良いホラー映画。

<あらすじ>
バレーの寄宿学校に一人の若い女性が入学する。怖いことが続いて起こる。嫌なことが続いて起こる。人が死ぬ。悲惨なことが続く。女性はいったいどうなってしまうのか?

1970年代後半の映画。怖い映画。
当時、日本で大々的に上映されたから、日本でとても有名な映画。公開当時に観てなかった私でも、タイトルだけは知っていた。それに覚えやすいタイトルなのだろう、記憶から消えたことがない。

「マイベスト映画」にあげる人が多い映画のようだ。

面白そうだから4年くらい前に期待して観たのだが、(残念ながら)私には「良さ」が判らなかった。
色んな人の感想を読むと、(ストーリーだけでなく)色彩や構図が独特で、監督の個性爆発! 映像作品として高レベルらしい。でも私にはわからなかった。わからないのは悔しい! だから、じっくり観直したい。

ネタバレ注意!

一つ記憶に残るのは、ラストの笑顔。苦しんで、苦しんで、苦しんで、そして開放。冒頭のタクシーに乗る時、主人公の女性は、入学にいっぱいの期待と不安があったはずだ。そして、いろいろ経験して、そして開放された時の喜び。

世の中は不条理。
人間社会は不条理だらけ。
でも、良い映画は客を裏切らない。年月とともに観る側の意識が変わっても、映画は不変だ。変わらずに待っていてくれる。この映画をマイベストにしてる人は、この映画を観るたびに「再会」した感じになるのかもしれない(怖い怖い映画だけど)。