さりさり

北極のナヌーのさりさりのレビュー・感想・評価

北極のナヌー(2007年製作の映画)
4.0
あ〜!
暑い〜!
北極行きた〜〜い!!!

というわけで観たのがこれ、
『北極のナヌー』

北極で生まれたシロクマの子・ナヌーの物語です。

*****

氷の王国、北極。
一面に広がる氷だけの世界。
極寒の自然。
美しい。

春の雪山、気温はマイナス30度。
巣穴からひょっこり顔を出したナヌー。
初めて見る外の世界です。

これが、餌を求めて遥か遠くの海へと向かう、母と子の過酷な旅の始まりになります。
てか「父ちゃんはどこ行ったんだーい!」なんですが。
シロクマは母親だけで子育てするんですね。
シロクマの世界でも「母は強し!」のようです。

旅の途中、オスのシロクマを見かけます。
しかし母熊は子熊を連れて一目散に逃げる、逃げる、逃げる。
オスは子熊を襲うからです。
「オス、最低やーん!」
子育て放棄&暴力かーい!

色々あって、やがて訪れる独り立ちの時期。
(ごめん、端折りすぎ)
わずか2歳で母と別れるナヌー。
動物の世界は厳しい。

ナヌーと同時期に生まれたセイウチのシーラの成長と絡ませながら、物語は進んで行きます。
ただ淡々と静かに流れる映像。
自然の厳しさ、生きることの難しさ、そしてその命を受け継いで行く尊さ。
極寒の地で生き抜く様々な動物たちの姿をありのままに映し出す、感動のドキュメンタリーです。

体感温度2度下がりました。笑

*****

動物モノ、面白いです。
今日は月初めということで、せっかくなので今月は「動物愛護月間」と題し、動物が登場する映画を観ていくことに決めました。
可愛い動物たちの作品を堪能したいと思います。
さりさり

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