みんな物凄い、高スコアなんやなあ。
フィルマークスではなんと4.2!
久しぶりに大きな乖離。
序盤観てる限りでは全然好きではない。
中国語の煩い言葉の響きが元々好きではないのだが、なんというか街の音や歩く音、車の音、生活音がかなり大きめに入っていて、耳が痛くなる珍しい作品。
それでもまだ劇伴が良ければ印象は全然変わるのだが、劇伴殆ど無いし、会話ばかりやし、耳にかなり苦痛なくらい。辛い…
家族やカップルを描いているのだけど、誰が誰だか、まずそれがわかりにくい。
物語の説明がかなり下手な映画に思えるのだが…
映画の序盤から、顔のアップも人物の説明も殆ど無い。
映像の力は時々感じるだけに、なんだかもったいない。
それとも生活音などが大きいのはわざとなのか?
出てくる男性キャラの顔が一人も好きになれない。
観ててちっとも楽しくなれないなあ。
登場人物の女性がやたらとみんな喚くのも大嫌いだ。
イッセー尾形の出てくるシーンだけは何故かホッとした。
車の中でもバーの中でも音楽がかかっていたからかな。
河瀬直美の映画を観てる時の感覚と似てる。
そもそも3時間も必要なのか?
うーん、最後まで観れば納得出来るのだろうか?
最後の1時間くらいでようやく面白くなってきた。
まあそれでも前半の2時間は大幅にカット出来ると思うが。
長過ぎる。
半分の真実。
雷に映る少女。
少女の白い下着?水着?
結合、生命。
2つのデート、世代。
つるやホテル。
青い障子と影。
結論。
そんなに面白いとは思えない。
少なくとも4.2のスコア程には。
確かに、台詞、映像、演出など時々光るものは感じるが、
基本的には長過ぎるし冗長。
何故こんなに評価高いのかよくわからない。
とりあえず、邦題は詐欺的。
原題はオシャレなのに。