西部劇のNo.1
こういう映画があるから、銃のおもちゃを手にしては、鏡の前で真似事をするんだよ。
しかし本作の素晴らしさは、男らしさとか、銃とかじゃなくて…時代の移り変わりを描くというところ。
世の中は徐々に新しいものへと変遷を遂げ、自分たちのロマンだったものは、過去の遺産へと変わる。
その切なさと、それでもそこにしがみ付いてしまう情けなさ。
自分たちは時代を生きているのか、時代に生かされているのか。
西部劇のかっこよさって、こういうことと言わんばかりの傑作。
そしてこれは、原題より邦題の方が遥かに良いよね。