ひろひろさんの映画レビュー・感想・評価

ひろひろ

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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

5.0

ストームブレイカーが舵を取るように、このあたりがMCU全体としての、大きな分岐点なのかもしれない。

私は本作も非常に好き。
エンドゲームが終わってからというもの、あまりにMCUは複雑に、且つ、ファン
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

5.0

ピクサーアニメーションスタジオとしてのライフワークかな、これが。

ピクサーの原点にして頂点『トイストーリー』のスピンオフ的立ち位置で公開された『ライトイヤー』

『トイストーリー』において、ウッディ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

映画としては0点!
映画体験としては200点!!

あれ?ここは90年代?と錯覚を起こすほどステレオタイプの2時間半。しかしまぁ、2時間半の長さを感じない。

あれ?予想通り過ぎるストーリー?と予告編
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

5.0

劇場版まで…観てしまった。
すっかり…ファン…。笑

ある日偶然見たアニメ『からかい上手の高木さん』
その平和すぎる世界と、真っ直ぐすぎる純粋さが愛おしく、気付けば新エピソード、原作新刊をも楽しみにす
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

説明不要の名作。

そんな映像はないのに、色彩豊かにローマの街を歩くオードリーが浮かび、行ったこともないのに、ローマの風や香りを感じる本作。

どんなに3Dや4D、高音質や高画質になっても、本作が魅せ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

5.0

愛すべき無駄映画。
こういうのが究極的に贅沢だよね。すき。

"コーヒー"だって"シガレット"だって、それは単なるツールでしかなく、それを介して繋がる人、生まれる会話、出来上がる空気感、たとえそれに深
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

エンタメ!エンタメ!
ヤクザ映画という他国では決して作ることのできない、日本映画が持つ最高のエンタメ。

汚いし、うるさいし、救いようのない場面ばかりなんだけど、そのすべての熱量が高く、魅了というより
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告白(2010年製作の映画)

5.0

んん、鬱ぅ。
この作品をエンターテイメントとして捉えていいのか分からないけど、エンターテイメントにでもして捉えないと、鬱過ぎるよね。笑

厳しいことを言うと、演技力とかいう観点では特に刺さらない。笑
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ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

SF映画の最高傑作と言っても過言ではないガタカ。

たまに異常なほど本作が好きな人、いますよね。笑

その練りに練られた作品の世界観と物語設定に、これが近未来か…と謎の納得感を持ってしまうが、こういう
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

原点にして頂点。
ジュラシックワールドも間もなく完結ですね。

特撮からCGへ…
今となっては当たり前の技術だけど、当時からしたら革新的なものだったんだろうな。
映画界における新時代の幕開けを、太古の
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

5.0

映画としての評価は、良いとか悪いとかじゃなくて…ヤバい、としか言えないんだけど…私のために制作してくれたんですか!!と思うほど、ただただハリウッドの明暗、今昔、嘘と真実を詰め込んだ多幸感(?)溢れる1>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

なるほどな…というのが、観賞後の素直な感想。

「混迷の時代に生きるすべての日本人に贈る、エンターテイメント超大作」
正直私はこのキャッチコピーと本作のズレを感じたところがある。

いや、もちろんテン
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

なんて味わい深い映画なのだろう。

人生において大切にしたい映画、そんなところだろうか。

まずいろいろ言う前に…子役のウディ、あなたには心底感動したよ。なんていう目だ、なんていう演技だ、これは間違い
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

5.0

お久しぶりのレビューです。
社会人1年目、なかなか映画館にも行けませんね(汗

いよいよMCUシリーズもドラマ含め、何本目の作品か分からなくなってきました。
『アイアンマン』1作目から、リアルタイムで
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

5.0

誰がなんと言おうと、私はこのシリーズが好きだし、最後までこの冒険が続いてくれることを祈ってる。。。

前作から今作にかけて、あまりに多くの問題を抱えてしまった『ファンタビ』であるが、やはり『ハリポタ』
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

5.0

ジャームッシュの皮を被った『ララランド』で送る最高の日本映画…とかいう言い方は失礼かな。松居大悟監督にしてやられたぜ、、、。

その場で突然カメラを回したような画から、いつしか作り手の存在を忘れ、2人
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

近年稀にみる日本映画の傑作かな、いや、超大作、というやつか。

島国日本は小規模でいい。
作戦会議も四畳半でいい。
下町が国を支えたらいい。

無意味なドンパチはするな。
核の使用にどこまでも抵抗する
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

心が浄化されるような映画。

そう表現すると「違う」と言われてしまうかもしれないけど、へたなヒューマンドラマや、感動ポルノなんかより、遥かに心を清く、善く、してくれると思う。

トムハンクスはもちろん
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

映画なんて娯楽だから、絶対に観るべき!なんてものは無いに等しいと思っているけれど、本作だけは普段映画を観る観ない関係なく、観るべき歳に観るべき1本だと思う。

宮崎駿が10歳の子ども向けに作った、と公
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

5.0

懐かしい。

今は無き地元のミニシアターで観た気がするなぁ。

上京して、いろんな人と出会って、まさか本作を制作していた人と一緒に活動することがあるなんて思ってなかった。

そうやって出会いも、思い出
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

beautiful.


これ以外になんて言えと?
すべての映画好きのエントランス的な映画とも言うべき本作。


いつかの昔「私映画好きなんだ〜、タイタニックって観たことないんだよね〜」って言われたと
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

5.0

当時小学生、近所の図書館のVHSコーナーで飽きるほど借りて観た、思い出の1本。

シガニーウィーバーの美しさにやられ、ビルマーレイのコメディにやられた。

ただただ楽しい。


Who you gon
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

なんだろう…最悪なことがもう最高で、物憂げなことがアガるポイントで、鬱な状態が非常にハイ。

オープニングから、何かすごいものが始まったぞ感をガンガンに感じるが、それは決して観客を煽るだけの演出ではな
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

名作過ぎてもはやレビューするほどのこともないけれど…VHSで観て、DVDで観て、リバイバル上映で観て、シネマオーケストラで観る、なんだかんだ愛してやまない作品かもしれない。

実はサメはほとんど出演せ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

5.0

誰がなんと言おうと、本作最大の魅力は"I Could Have Danced All Night"。

なんだか分からないけど、中学生のころ家でぼーっとひとり鑑賞して、この曲が流れ出した瞬間に涙を流し
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

5.0

悪い意味ではなく、予告編が最高過ぎた1本。

蓋を開けてみたら、皆さん仰る通り「ジェイソンステイサム劇場」笑

それはそれで本当に面白くて、かっこよくて、笑って観ていられるんだけど、ふと予告を思い出す
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

5.0

んんー、意外と好き。笑

下ネタばっかりに目が行きがちかもしれないけど、時事ネタも、ハリウッドの役者ネタも満載で、いい大人が真面目にふざけた感。

ただアニメーションだからこそ描ける、アニメーションの
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

5.0

小さいジェイデンかわいい。

だけど、ちゃんとそれだけじゃなく、『ベスト・キッド』の魂を引き継いでいるというか、無駄のないリメイク。

世代的に私はオリジナル版より、本作の方が馴染み深いために、小学生
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

5.0

見ましたよ、見ました。
皆さんの酷評レビューも見た上で見ました。

まずはじめに、本作は面白かったです。映画自体は決して酷いものではないと思います。最高のコメディです。

批判覚悟で辛口なことを言うの
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誰かの花(2021年製作の映画)

5.0

面白かった、という表現が正しいのか分からないけど…とてもとても、面白かった。

この題材に目を背けなかった奥田監督、この題材の中で生きたカトウさんに、畏敬の念しかありません。



以下映画のレビュー
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異物 -完全版-(2021年製作の映画)

5.0

分からないけど、ものすごく分かる。
何を観ているのか分からないけど、何を感じたらいいのかははっきりと分かる。

監督が言う「不条理コメディ」という話の面白さに惹かれ、映画の隅から隅まで見渡したが、それ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

スタン・リーは亡くなる前、MARVELのヒーローたちはMARVELのもとにあるべきだって言ってたんだよね。

やっと始まるんだな。








ただ…「映画」としては決して評価できない。なんたって
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

5.0

遂に……鑑賞。

いや、良いのよ。
キャストには無論文句などないし、ニューヨークの切り取り方も、映画愛溢れる台詞回しも、雨の使い方も、程よいギャグも、切なさも、晴れやかさも。

個人的には『〜パリ』よ
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

5.0

やっと鑑賞…とっても面白い。

邦題『悪なき殺人』と聞くと、なんだかこれまた暗く社会派な映画のように感じるが…そのエッセンスはあくまで物語を加速させるためのネタに過ぎない……

なんという伏線回収オム
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

5.0

年末立て続けにウェスアンダーソン。

師走の忙しさを忘れ、なんて優雅で無駄で贅沢な時間を過ごしているのだろうと、ゆっくり流れる『ダージリン急行』を観て、ひたすらのんびり。

あまりの心地よさに、どうし
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

クリスマスの夜に恋人と鑑賞。
この不思議な世界観を前に、2人で笑っている時間がなんとも幸せで……(惚)

もとい、久しぶりに鑑賞したが、やはり面白い。

もはやお馴染みとなったウェスアンダーソン演出だ
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