ウサミ

太陽の帝国のウサミのレビュー・感想・評価

太陽の帝国(1987年製作の映画)
3.4
独特な映画だった。戦争というものを初めての角度で観た気がした。

映画の最初と最後で、クリスチャンベールの眼や顔が大きく変わるのが印象的。
過酷な世界を生き抜いた少年の眼は、たくましくも、純真さが失われており、どこか寂しさを感じさせる。
結局、大人たちのエゴに巻き込まれるのは何も知らない子供たちなんだなぁ。彼らは飛行機が好きってだけで国境を越えれるのに。

戦争映画としては、どことなくファンタジックな印象を抱いた。
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