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奇跡のシンフォニーのJINのレビュー・感想・評価

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)
4.9
この映画を最初に観て感じたことは現代のおとぎ話のような映画だってこと。
自分が音楽を奏でれば、いつか会いたい人の耳へも届くハズ…。
オレもそんな想いで音楽をやってた時もあったっけなあなんて思いながら、エヴァンのまさに「神童」のような才能を羨んでしまった(笑)
その天才ぶりがまたおとぎ話チックだったりするんやけどね。
音楽っていうのは言葉にできない感情が溢れ出たものだったりする。
だからこそ時に言葉以上に心に響いて来るっていう、そんな感動があるよね。

自分はこの映画で音楽に魅かれ合う人達の姿を見ていて、音楽を愛し、音楽が人の心に届き心を動かすことを信じ、何よりも音楽を楽しむことに喜びを感じること、そんな音楽の素晴らしさにとても心を打たれた。
人と音楽との関係性。
「絆」で結ばれていること。
そして子が親を、親が子を思う気持ち。
おそらくそれらが言葉にできない感動となってクライマックスでは涙が出そうになった。

出演のフレディ・ハイモア、ジョナサン・リース=マイヤーズ、ケリー・ラッセル、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ誰もが心に残る演技をしていてとてもイイ作品だったと思う。
また映画の中での音楽も素晴らしく、後にサントラ盤をGET。
オーガスト・ラッシュ、カッコイイ!(笑)
ピュアな気持ちを忘れてはいけないって思う。
音楽が好きな人には是非とも観てもらいたい映画。
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