予告編の段階では興味が持てなかったんやけどね。
公開されるとクチコミ評価が高かったので観てみた。
岩本ナオの原作漫画が過去に「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」とかに選ばれていたほどの作品だとは知らず。
先ず、浜辺美波と賀来賢人の声優ぶりは何の違和感もなくて素晴らしかったね。
予告編の段階で、こんなふくよかなお姫様のビジュアルはかつて見たことないなあと思ったんやけど、なんせ金の国のお姫様で毎日めちゃめちゃ豪勢な食事ばかりしてるんやからそりゃこんな体形でないとおかしいわなあっていう。
物語としては別に複雑なものはなく、至極シンプルでわかりやすい内容。
これを観てると戦争って実は一部の人間のしょうもない感情から起こりかねないのかもしれないと思ってしまった。
広く分け与えられる人間か、奪って独占したい人間か？
いつの世の人も国も「優先価値基準」がどこにあるのかってのがポイントなんだなってつくづく感じる。
賢くて優しくて実直な男性は魅力的だ。
そしておっとりとして当たりがソフトな女性も魅力的に感じられたなあ。
とても良いアニメ映画だった。
琴音が歌う主題歌も良かったね。
自分に子供がいたらこうゆう作品を観せたいわ。
