slow

カラー・オブ・ハートのslowのレビュー・感想・評価

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)
3.7
"個性が無いモノクロの町に
「自由」という名の色を。"

(あらすじ)
『50年代の白黒ドラマ
『プレザントヴィル』に
入り込んでしまった
現代の兄妹二人が、
プレザントヴィルの住人の
古い習慣や決まり事を
変えていく…
すると、白黒だった世界が
色をつけ始めてゆき…』

長年続くドラマとゆうのは
定番の王道ストーリーがあり,
彼らの町の時間は止まったまま。
それは『サザエさん』でもそう。
動くことはないから、
変わることのない彼ら登場人物と
変わらない景色、変わらない住人達。
それに視聴者は安心し、
定番のドラマは続いてゆく…

でも、それは彼ら住人からすれば
ルールに縛られた「呪縛」である。
そこへ現実世界から
やって来た若い兄妹二人によって
それまで抑圧されてた
無垢な子供の心だった住人の意識に
火が点き、欲を爆発させた住人は、
今までの習慣にはない
新しい流行りにハマリ込んでゆく。

初めて知る性への扉。
初めて感じた雨の冷たい触感。

本作では古い固定観念からの脱却、
そこから生まれる個性や、
自由に生きる事の素晴らしさ。。。など

自由を求める事の大切さを
教えてくれる♪

集団で同じ決まり事のもとで
同じ行動を繰り返していれば、
まず間違いや失敗は起こらないだろう。
でも、人生はとても広いもの。
扉はいつだって目の前にある。

未知の領域へ踏み込むというのは、
何が好きで、何が嫌いなのか、
今まで知らなかった「自分」を
再発見するキッカケにもなったりする…♪

この映画はそんな、
自由へ羽ばたく勇気を持たせてくれて、
ポシディブな気持ちに
させてくれる良い映画♪

最後のビートルズの曲をカバーした
『アクロス・ザ・ユニバース』も素晴らしい♪
心に残ったベスト映画(゜∇^d)!!

自由ってすばらしい♪
slow

slow