ぺっこり180度

アリス・イン・ワンダーランドのぺっこり180度のレビュー・感想・評価

3.4
CG祭りかなあキツイかなあと思って見始めたが、意外と楽しめた。

ルイスキャロルの不思議の国のアリスの後日譚というか、「あれから13年後…」みたいな話。
「キラキラの主人公少女も10年経ったらただの人」的スタートから巻き返すという王道ストーリーだけど、
最終的に選ぶ道がまあ随分現代的に描かれていて個性を出している。
そこまで含めファンタジーかも。

いっそ全CGにしたらもっと楽なんじゃないかという所をあえて(実写キャストの体の一部だけを巨大化したり、合成したり)ややこしくする辺りにティム・バートン監督らしさが出ていて心惹かれる。
アリスに求婚する役の人の扱いが酷くて役者さん本人(絶妙な口元の持ち主)がちょっと気の毒になる。
ここの所ちょいちょいアン・ハサウェイ氏が出演している作品を目にするが、綺麗なだけじゃない、癖のありそうな人格を感じ、やけに気になる。
あとこの頃のジョニー・デップ氏のインタビュー映像を見ると
なぜか現在のキムタ〇を思い出す。何でかは全然わかんないけど。
あら何か本編に関係ない感想になっちゃった。