素晴らしく面白い。
娯楽映画の教科書。
最序盤の
臨場感を感じさせる地面スレスレのカメラワークから
ピザ屋の配達最速記録を更新し、颯爽と店を後にするシーンまでの一連の流れで全て引き込まれた。
構成する要素も素晴らしい。
派手なアクション、キャラ設定、痛快な勧善懲悪、そしてヒロイン
マリオンコ・ティヤールに引き込まれた。
最終的に結末が予想できてもそれが良い!
求めていた結末が出てくることにホッとする。
繰り返しになるが、
ピザ屋引退のシーンでのバイクの行進、レーシングゲームのようなハイテンポで上下に切り替わるカメラワーク
唸るほどにカッコいい。
個人的にだが、
「自動車はエンジン唸らせてひっくり返ってなんぼ!」
と映画が語りかけてくるように思った。