南太平洋のインファント島で原住民が見つかり、近くで水爆実験を行っていたロリシカ国は調査隊を派遣。
隊長のネルソンは、巨大な卵に仕える身長30cmの妖精「小美人」を連れ帰ってしまう。
すると、小美人はテレパシーで島の守り神・モスラに助けを求め…。
人気怪獣モスラが初登場したファンタジックな怪獣映画。
悪い人に誘拐された小美人を取り戻す為にモスラがインファント島からやってきて街を破壊するシンプルなシナリオ。
1961年作の映画の台詞が「今は原子力の時代です」て!
核実験の話とか、今も十分リアルだ。
でも内容はちと、微妙。
話の展開も複線もイマイチだし。
モスラはただ迎えに来ただけじゃん?
つか小美人達は、自力で逃げようと思えば逃げれたはず。
あそこまで都市を破壊して迎えに来てもらう意味はないと思われ。
とはいえ、モスラは本能で行動するってのに、ちょっと燃えた。
「モスラってたぶん良い側のやつ」って思ってたけどそういうんじゃないんだね。
小美人を連れ帰るっていう本能だけ。
そういうところは、む!リアル!とか思う。
あと東京タワーもできたてだったのに、ボッキリ衝撃。
しかし60年代となると、戦車やら車やら町やら、風景が、おもちゃですな。
ホントに、時代を感じさせられます。