めしいらず

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版のめしいらずのレビュー・感想・評価

2.0
1968年、モダンホラーの幕開けを告げたロメロの原典に、その脚本家だったJ・ルッソが30年後に新しく撮った映像を追加して再編集した自称「最終盤」とのこと(ロメロは関与していないそう)。はっきり言って要らぬ尾鰭である。あの大傑作が色褪せつまらなくなった。突然それが始まる言いようのない恐怖。そして結末の空虚感。原典にあったそれらに説明を加える必要があったのか。新しくされた音楽もそぐわない。ラスト、インタビューに応える牧師の長広舌など完全に蛇足。興醒めにもほどがある。(原典は4.0)
めしいらず

めしいらず