まりぃくりすてぃ

たそがれの東京タワーのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

たそがれの東京タワー(1959年製作の映画)
2.8
仁木多鶴子さんの演技と顔立ちは、オシャレ帽をかぶってる時以外は陰キャ専門な感じがした。物語に合ってた。
彼女を担いで東京タワーの階段を下りる優男の小林勝彦さん。いい場面だ。
自業自得のメソメソを経て、「さあ、そこからの成長」よりも「シンデレラー」を選んじゃってる終盤展開が、ご都合主義。“大人のためのよく出来たファンタジー童話”性を徹底すればそれはそれで忘れがたい華やかさを生んだだろうに、ドッペルなのか何だったのか鏡シーン以外に不思議は一つも起こらなかった。(ご都合だけが起こった。)

[ラプタ]