ノッチ

らせんのノッチのレビュー・感想・評価

らせん(1998年製作の映画)
1.5
病院の解剖室に送られた男の死体の胃の内容物の中から、数字が羅列された紙切れが発見された。

解剖を担当した医師・安藤満男は、その男がかつての同級生だったことを知る。

安藤は、第一発見者の高野舞とともに、その謎に挑もうとする中、ある不気味な存在が浮かび上がる。

『リング』の続編。

『リング』の謎を科学的な視点から描いており、ホラーと言うよりはサスペンス。

前作『リング』の事件直後を解剖医である安藤を主人公として描かれていきます。

貞子がなぜビデオにあんなものを残したのかが分かり、『リング』の主人公のその後もわかります。

ちょっとDNAとかウィルスとか科学的になり、初めて見ると「?」マークが沢山出てくるかもしれません。

数あるリングシリーズの映画の中で、唯一SFの方向に持っていってくれた作品のような。

SFになってしまっているので、なんでもアリの状態です。

前作『リング』に比べると話が難解で、なんだか後半にいくほどキツくなっていく。

純粋にホラーを楽しみたい方にはオススメができない、ただ『リング』好きなら見ておきたい作品です。
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