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ラースと、その彼女のroofbalconyのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
4.0
全く面白い。笑って少し泣けた。
ドールのビアンカにラース自身の境遇も投影されていたりして、二重人格やイマジナリーフレンド、ドールセラピーも内包したお話。
主治医の女医先生の賢者感が風貌も込みでとてもいい。
ビアンカを擬人でなく人として受け入れて観た人ほど後半のラースの振る舞いに不満を抱くようだ。しかし物語上、まぁそうなるか・・・とは思う。
にしても恐るべし、ライアン・ゴズリング。

ラースがよく身に着けていた、亡母が編んだブランケットは単に母性を希求するメタファーなのか?ドラマの中で最後どう扱われていたか見落としてしまった。いずれ確認したい。

女医先生役のパトリシア・クラークソンは「アンタッチャブル」のネス夫人役だったのか。「Easy A」の主人公の母親役は見たはず。

ロケ地:トロント近郊?
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