【 グルジア人映画監督の心意気 】
グルジア(ジョージア)🇬🇪映画作家の作品は、なかなか観る機会がないが、どこかシュールな描写と、どの国でも起こりうる独裁政治を風刺した、普遍的なメッセージ性があっていい。
1987年カンヌ国際映画祭 審査員特別賞、国際批評家連盟賞、Prize of the Ecumenical Jury; 1988年 ゴールデングローブ最優秀外国語映画賞、とアブラセ監督のキャリアハイとも言えるが、84年に製作され公開禁止の憂き目にあいながらも、ソ連で87年に公開された渾身の作品であったことも覚えておきたい。
この穏やかな時代に、異国(日本)で観れる事に感謝。