監督は「天と地」のオリバー・ストーン。出演は「カウボーイ・ウェイ/荒野のヒーローN.Y.へ行く」のウディ・ハレルソン、「ミックス・ナッツ/イブに逢えたら」のジュリエット・ルイス、「ワイルドボーイズ」のロバート・ダウニー・Jr、「ザ・クライアント 依頼人」のトミー・リー・ジョーンズなど。
運命的出会いをしたミッキーとマロリーは、各地で殺害を繰り返しながらルート666を疾走していた。そんな2人をTVが追って報道、それを見ていた民衆は、いつしか彼らをヒーローとして崇め奉るようになってゆく。
原作がクエンティン・タランティーノ監督ということで暴力的な作品になっている。
アニメ映像や、TV風、フィルムなど目まぐるしく映像が変わるのが特徴。少し目を離すとよく分からなくなってしまうので注意。
カップルが理由もなく人を殺しまくり逃亡劇を繰り広げる今作。
観ていてかなり狂気を感じる作品で、ここまで狂気を孕んでいるともうよく分からないレベル。
作品的にマスメディア批判も入っているんだろうけど、それよりも圧倒的な暴力しか印象に残らなかった。
カルト的な人気があるのもうなずけるけど、ちょっとやりすぎな感じがしたので個人的にはあまり合わなかったな。
かなり刺激的な映画。