エイデン

ELECTRIC DRAGON 80000Vのエイデンのレビュー・感想・評価

ELECTRIC DRAGON 80000V(2000年製作の映画)
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子どもの頃、鉄塔に登っていて送電線に触れる事故にあった竜眼寺盛尊は、大脳辺縁系を痛めてしまい、非常にキレやすく凶暴な性格となってしまう
そして現在、後遺症により電気と感応し爬虫類と心を通わせる男となった盛尊は、溜まりに溜まった鬱憤をエレキギターをかき鳴らした際の爆音で消しながら、爬虫類専門のペット探偵として生計を立てていた
一方、電気を修理し怪電波をキャッチする謎の男 雷電仏蔵は、昼は電気工として働きながら、夜は電波を悪事に使う不届き者に制裁を加えるという二重生活を送る
そんな折、この出会ってはいけない2人が出会ってしまい、やがて激しい戦いへと発展していく



『狂い咲きサンダーロード』、『逆噴射家族』の石井岳龍(石井聰亙)監督のアクション映画

響く爆音にエキセントリックなキャラクター
ハイテンションでハイボルテージな凄まじい勢いの作品

モノクロの映像にバチバチと映える映像がとにかくクール!
荒唐無稽なストーリーながらノリも歯切れも良いので観やすいし、馬鹿馬鹿しくも何故かカッコいい不思議な世界観は監督らしい

浅野忠信vs永瀬正敏というキャスティングも好きな人にはたまらない
サクッと観られる55分という時間ながら、インパクト抜群のシビれる作品なので観ましょう
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