久しぶりに再鑑賞。
「ギャラクシー・クエスト」は一世を風靡した人気TVシリーズだが、20年前に終了して栄光は過去のものに。かつてスターだった役者たちはイベントや開店祝いの仕事を細々と続ける。
ある日、サーミアン星人と名乗る連中が救いを求めに来る。
番組を宇宙で傍受していた彼らは、歴史的ドキュメンタリーと勘違いして、出演者たちを本物のヒーローと思っていた。
仕事の依頼だと勘違いした役者たちは、本物の宇宙船で宿敵サリスとの抗争に巻き込まれるSFコメディ。
船内はセット感があり、全体的にB級感たっぷり。子供の異星人や岩のモンスター、ブタの怪物やサリスなど、敵キャラの作り込みが良かった。
乗組員たちは皆、個性的だった。
アラン・リックマンは、
ある時はダイハードのラスボス、
ある時はハリーポッターの先生、
そしてこの作品では爬虫類の異星人。
「トカゲヘッドに懸けて」の台詞がいいね。
シガニー・ウィーバーはセクシー担当。
乗組員での役割は通信係。
艦長の指示をただ繰り返し言うだけ。
その役割いらないだろ、と思うがセクシー担当なのでそれでいいのだ。
役者たちを尊敬の眼差しで見るサーミアン星人の笑顔が憎めない。
ドラマの大ファンであるブランドンに交信機で助けを求める艦長。
宇宙船について役者より詳しいんかい!
ドラマを真似て、忠実に再現された宇宙船内で、作り話が現実になるのが良かった。