"お楽しみだよ、何でも楽しまないと"
"虚構は現実と同じくらい現実だ"
【STORY】
別荘で休暇を過ごそうとする家族のもとを、青年2人が訪ねてくる。
始めは「なんとも不快な気分にさせる奴らだな」程度だった彼らだが、その程度では済まない事態に発展していき…
【一言まとめ】
●全ては監督の掌の上
●映像の内外な蔓延するサディズム
●この感情をそんな風に扱うなんて😭
【感想】
《オーストリア映画3貫》1貫目
今夜(11/4)TIFFで観る映画は、ちょっぴり不思議そうなオーストリア映画ということで、不穏なオーストリア映画を観ました。
全てハネケ監督の掌の上で転がされる、胸糞で有名な1本❗️
映画の中は勿論、外でもハネケ監督、そして私達のサディズムさえも引き出そうとしてくる嫌〜な作品です。「ここまで来たらとことん悲劇を…」と思ってしまう自分の心は、作品の思い通りに操作されてますよね。
終盤のアレなんて完全に監督のサディスティックさ全開ですよね!?作り上げた感情全て叩き割られる感じ。
「は!?今何が起きた!?おい!!」となるしかない終盤のアレ。
ああ、やっぱり僕らもオモチャにされてるんですね…
チクショー!最低(最高)だ!!!
---
観た回数:1回
直近の鑑賞:レンタルDVD(20.11.02)