十二人の怒れる男の鹿伏のレビュー・感想・評価

「確信が持てますか」

密室、最高の会話劇、なんど観てもいい
ひとりの人生を他人が決めるのであれば相応の手続きをきちんとしようっていう思想を誰も奉じていないのであればもうこれ以上はやれんわと思って賭けて、でもその思想を奉じようっていう気持ちをちゃんとわかってくれる人が他の陪審員の中にもいたから続行できた。アメリカ民主主義の裁判制度における正義の思想・システムの理想化だ