ぶちょおファンク

八月のクリスマスのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

八月のクリスマス(1998年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2

持っているDVDが『Korean Love Story』というもので、『ラスト・プレゼント』と本作がセットになっていて、
棚からひと掴みで久しぶりの鑑賞。

最初ヒロインは服装で高校生かと思っていたら、警察?民間?の駐車取り締まりの仕事やったんですね。

前半からそれとなく匂わせているものの後半の展開は良い意味でも悪い意味でも急すぎて、
その急展開でも分かりやすいココロに沁みるオチが用意されていればもっと高評価やったんですが、
良く言えば“行間を読み”観客に委ねた、悪く言えば疑問の残るラストで、どこまで彼女は知っているのだろうか?
まあある程度事実を知ったからこそのあの演技なんでしょうけど、
もう少しだけ彼の残した想いはどこまで彼女に届いているのか?
行間を読むラストも良いけど、そこに至るまではもう少し行(描写)を埋めて欲しかったかな。

『八月のクリスマス』はあっさり、『ラスト・プレゼント』はこってり、
って感じの後味の2本でございましたが、
どちらも日本でリメイク版の映画やドラマが作られているらしいのでちょっと観てみたい。

2017年196本目(再見)