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オーメンIII 最後の闘争のmaroのレビュー・感想・評価

オーメンIII 最後の闘争(1981年製作の映画)
3.0
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

『オーメン』シリーズ第3作目にして三部作の完結編。
相変わらず怖さのないホラー映画だったけど、この三部作の中で一番モヤモヤしたかもしれない(笑)

気づけばダミアンも30代!
しかも演じているのが公開当時30代前半だったサム・ニールという驚き(笑)
でも、特筆すべきところはそれぐらいで、今回はシリーズで最も唐突だったね。
まず、ダミアンの正体を知ってる人が増えた!
彼の部下も何やらダミアンに心酔していていろいろ協力してるし。
正体を聞いて信じたんかい?って(笑)

キリスト側もデ・カーロ神父(ロッサノ・ブラッツィ)を始め、仲間が何人かいて。
いつの間に集めたんだと(笑)
彼らはメギドの剣でダミアンを刺し殺そうとするも悉く失敗。
ケアレスミスというか普通に雑魚すぎたからもう少し作戦練ってもよかったのではと思うけど(笑)

ダミアンがキリストの血を引く者?を殺すために、使徒(これもけっこうな人数いるんだけど)を使って乳児を殺していくシーンは心が痛んだ。
直接的な表現はなかったけど、小さな子供を持つ親の身としては辛い。。。

結局、三部作を通してダミアンの目的はわからずじまいだったな。
世界を征服したいのか、キリストの血を引くものを滅ぼしたいのか。
ここらへん、もう少しハッキリさせてくれてもよかったかも。

そんなわけで、正直、映画としてそこまで面白いわけではないけれど、若かりし頃のサム・ニールを拝みたいなら観てもいいかも(笑)
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