わたがし

県警対組織暴力のわたがしのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
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 日本で一番悪い奴らとか孤狼の血とかの何千倍も面白いし、何億倍もエモくて、こんだけいろんな情緒が詰まりに詰まって100分!!2時間切ってるという。ウルトラハイパー最高映画ですね、マジで
 菅原文太の表情のシワひとつひとつ、所作ひとつひとつ、罵声怒声一言一言の濃さ、それに上乗せされるハイテンポ&キレキレ演出。大した事件が起きてなくとも面白いし、後半から大した事件が起きて雪崩れ込むクライマックスの情感と来たらもう、それまでのギッシリの情報量でしっかり警官&ヤクザ男二人の何にも代えがたい「七年間」が感じれるわけですね、だからもう、なんて悲しいんだ、なんで人間ってこうなんだと。いつか映画館でしっかり噛み締めたい100分だった、マジで愛してる
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