喜連川風連

スクール・オブ・ロックの喜連川風連のレビュー・感想・評価

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)
4.5
お前らロックしてるか!?
と時代遅れのロートルおじさんが問いかける。

ロックでつまんねえ学校を変える!
これがおっさんの妄想だとしても、押しつけだとしても
教育やテスト勉強じゃ学べない、カッコいい生き方を学べる。
クソみたいな生活の救いの一つとしてロックはあるんだと教える。

背景を彩る数多くのロックの名曲が最高。
テンション打ちあがる。

役者も実際に楽器を弾ける猛者たちが揃っており、ドラムスの子は特に上手い。

自分自身、あれだけ会話でまくしたてるような脚本が書けないので、憧れの面もありつつ、好きになってしまう。

詭弁なんだけど、妙に説得力がある男の話が好きだ。(ウルフオブウォールストリートとか)

テンポも良く、自然に伏線も織り込まれてるこれをやるには素晴らしい脚本。

ある程度、無理があるのは承知で、嘘でも娯楽として押し切ったのがこの映画の価値!

妄想具現化最高!
喜連川風連

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