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パンチドランク・ラブのriesz77のネタバレレビュー・内容・結末

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2017.12.6 in 中野

パンチドランクラブの意味は「強烈な一目惚れ」らしい。それを知った上で観たほうが絶対おもしろい

PTA作品は『マグノリア』『ゼアウィルビーブラッド』のみ観賞済み。ラブストーリーは初めて。普通のそれとはかけ離れている。アートも盛り込まれていて、主人公もぶっ飛びすぎてて恋愛描写についていけず。恋愛映画というよりも、バリーの人生にスポットを当てた話に恋愛がついていた、というイメージ。今思えば恋愛のメタファらしきものが多かったけど

あの有名なシーンが出るまで正直『パンチドランクラブ』って確証がなかった。昔、mixiの映画愛好会みたいなコミュニティのトップ画になってた有名な画。あのシーンをトップ画にチョイスした人すごい。極端にも青いスーツと赤いドレスって組み合わせがよかった。ネクタイの色も青かったり赤かったり黄色かったり。

あと最初のシーンも白と青の部屋でインパクトあった。青が孤独で赤が情熱?赤にいい意味を感じた。色で遊んでる感じがおしゃれで好きだった

道路でいきなり車がクラッシュして、そのあと小さいピアノが急に路上に放置される。ピアノの意味はよくわからなかったけど、悲惨な事故のあとに置かれるピアノ。2人の恋愛にもこんな波がある展開が続いて、90分で2人の恋愛の浮き沈みの激しさを考えたら、映画のあとは別れるだろうなって思った。できれば続いてほしいけど、バリーがリナにDVしそうで怖い笑
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