ptitsa

トレインスポッティングのptitsaのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.7
映画を観ているような,延々とMVを観ているような不思議な感覚.冒頭の便所のシーンなど,吐き気がするようなシーンを描きながら,小気味よくジャンキーな人々の世界を描いていきます.シーンの切り貼りや転換,カメラの斬新な角度など,この映画にハマる人が続出する理由も伺えます.
Underworldが好きなのですが,Born Slippy (NUXX)で彩られるラストシーンは勿論,レントンが禁断症状に苦しむシーンのDark and Longにグッときました.悪夢なのに気持ちが良い映像というのはなかなか観られませんね.選曲センスが90年代の洋楽ファンにはとにかく素晴らしいです.
ptitsa

ptitsa