やまもとしょういち

トレインスポッティングのやまもとしょういちのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.8
退屈が、全てを生み、すべての始まりになり得る。退屈が、俺を蝕み、脅かすーー退屈だけが、俺を生かす。

冒頭のモノローグが全てを物語っている。平凡な生活なんて、生き延ばしの人生なんて、そんなふうに生きなければならない俺自身が、この社会丸ごと、ファックオフ、っていう気持ちがすべてを動かしている。至上の青春映画。