なっ？俺ってカッコいいだろ？
と言わんばかりの無駄なアクションポーズ。
もうね、いちいちカッコつけてないで、ちゃんと戦えと・・・
しまいには敵に、「今だ、撃て！」と突っ込み入れながら観てしまった。
それでも何故か惹かれるは、ブレイド（ウェズリー・スナイプス）のキレの良い殺陣とＣＧが相まって、
派手なアクション作品として成り立っている所なんでしょう。
要するに見た目重視。ブレイドの黒いロングコートといった格好で、
動きにくそうに、コートをバサバサとなびかせるその姿も、
冷静に観るとなんだかおかしく見えてしょうがない。
『アンダーワールド』セリーンはそう見えなかったのに・・・
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
そして敵の存在感が薄かった。
純血種・混血種・亜種といったバンパイアの設定が面白いのに
種の下級である亜種が成り上がり、ラスボスに変化する様が魅力的に描けていない。
だからこの最大の敵に印象が残らない。
これなら腕を何回も切り落とされているあいつの方が印象深い。
(といっても名前は憶えていないが・・・)
結局の所はウェズリー・スナイプスの俺様的映画で、
爽快なアクションを堪能するのが正しい観方なんでしょう。
でも私は『アンダーワールド』シリーズの方が好きかな～
