PANDADA

告発の行方のPANDADAのレビュー・感想・評価

告発の行方(1988年製作の映画)
3.0
同じような主題なので、
「ザ・レイプ(1982年公開、東陽一監督、田中裕子主演)」と比較して。

どちらも強姦被害にあった女性の裁判過程を描いた作品で、

ジョディ・フォスターはこれでアカデミー主演女優賞を取ったりしてますが、正直、これは邦画の方が出来が良いかなと。

どちらも主役の女性は開放的な性格のため、誤解を受けやすいという設定は同じですが、
邦画の方が、裁判の過程でも辱めを受け、彼氏との関係が壊れて行ったりする様を具体的に描写しています。
彼氏役の風間杜夫のクズっぷりもお見事です。

どちらも社会派的なテーマに重きを置いているため、いわゆる「裁判劇」というほどのドラマチックなものはないのですが、邦画の方が弁護士や犯人を思いっきり憎たらしく描写していて、感情移入しやすいです。
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