台湾映画観る
ホウ・シャオシェン監督作
日本の漫画「ナイルの娘」に憧れ
る少女シャオヤン
彼女の周囲で起こる数日間の話
すごく良かった～
シャオヤン演じる子はアイドルら
しいけどそれを逆手に取ってか芝居あま
りさせず身近な人達が消えてゆくのを
表情変えず無言で受け止めるだけ
彼女の身に何かが起こるのではないけど
シャオヤン視線なので感情移入してしま
い彼女の映画にはなってる
画面から〇〇が消えてくラスト観てると
やはり消える映画なのかな
動的なアクシデントと何度も何度も繰り
返される自宅内の静的な同じカットの
コントラストも良かった
同じカットでも映る人は違うし気分も違
うし家の空気も違うし無人な時も有るし
で静の中にも動と静があるような
動と静で言えば静的なシャオヤンの感情
が溢れる一瞬も良かったな
物語動かすアクシデントとは離れてる
祖父と小学生の妹が映画を柔らかくして
るのかとても印象強い
それ思うとアクシデントが起こるだけの
映画でもないような気にもなる
二人も含めた家族の物語が一番落ち着く
かもしれない
