ベビーパウダー山崎

恋文のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

恋文(1985年製作の映画)
3.0
神代から濡れ場を抜くと大げさな感情を中和する受け皿がなくなるので、そもそも陳腐な物語が垂れ流しになり映画が通俗的に見えてしまう。80年代後期の神代映画よりにっかつ時代のポルノ映画の方が今でも突き刺さるし古びていないと思う。ショーケンの存在感ありきで玄関の前まで来て去っていくラストは悪くない。個人的に倍賞美津子、高橋恵子は苦手な役者。