【 CGに疲れたら、特撮映画を観よう!! 】
最近CGが主流で、多用されすぎで、ドラマに説得力が無い事を感じたりする。そんな時「ネバエン」を観ると新鮮さす感じる。スペシャルエフェクツ（SFX=特撮）は撮影時の現場で使う効果で、CGのように撮影後になんでもありの追加や盛る事ができない技術。だから登場するキャラや舞台(空間)の存在感が圧倒的に生でリアル。
独特な世界:
ファンタージェンの風景。
白い竜、ファルコン。
岩でできたロックバイター。
大きな亀のモーラ。
足が早いカタツムリ。
ファルコンの造形を原作者のエンデは反対したらしく確かに竜でなく犬っぽい(笑)
製作メンバー:
監督はウォルフガング・ペーターゼン。
撮影はヨスト・ヴァカーノ。
劇伴はクラウス・ドルディンガー。
いずれも「U・ボート」(1981年)を創り出したドイツ人たち！
撮影のヴァカーノは他にはバーホーベンの「ロボコップ」「トータル・リコール」「スターシップ・トゥルーパーズ」などで色使い、ライティングなど深みのあるところが良かった。
<サウンドトラック>
1.ネバーエンディングストーリーのテーマ
2.深い悲しみ
3.象牙の塔
4.無の侵触
5.白い竜ファルコン
6.バスチアンの飛行
7.ファンタージェン
8.アトレイユの旅
9.悲しみのテーマ
10.ファルコンとの出会い
11.鏡の門/南のお告げ所
12.人狼グモルク
13.ムーンチャイルド
14.オーリン
15.喜びの飛行
・作曲_1-5 : Giorgio Moroder
・作曲_6-15: Klaus Doldinger
ジョルジオ・モロダーの主題歌の効果は絶大だったと思う。ちなみに、西ドイツ公開版にはリマールによる主題歌がなく北米・日本公開版のみ。映画自体も西ドイツ版より6分40秒短くて、日本ではブルーレイ(ニューマスター・ツインパック)でドイツ版も観ることができる。
リマール主題歌(1曲目)
https://youtu.be/lHytjEj7B9g
モロダー作品(3曲目)
https://youtu.be/-IONy-KF26I
クラウス・ドルディンガー作品(15曲目)
https://youtu.be/q8CSN_W44yE
