ぼぶ

グーニーズのぼぶのレビュー・感想・評価

グーニーズ(1985年製作の映画)
4.1
パパとママは本気で僕らを愛してくれてるけど、今は家の立ち退きのせいでそれどころじゃないんだ。
だから、僕は行く。
もし空の下に今出たとして、待っているのは別の街の空の下での日々だから。

子供から大人になる描写は色んな映画であって、結構そこでグッとくることが多いのだけど、今作はここでマイキーの心が大人になったみたいで、グッときた。特に笑えるシーンが多い中でだったので。
それに暗闇のキスで少しだけ身体も大人になったんじゃないかな。

内容は勧善懲悪だし、良い意味で「インディージョーンズ」「ハムナプトラ」「トゥームレイダー」的なドキドキハラハラ感と、「スタンドバイミー」的な少年成長モノとがすごく良い具合に調和していて、映画らしさを存分に楽しめる。

それぞれの子のキャラ立ちもしっかりしてるし、ウイリーもグーニーズの仲間としちゃうあたりも良かったし、異形の者とチャンクの友情も良かったし、最後の出航の仕掛けなんてロマン溢れててサイコー!…と、良いシーンも多い。

短髪の子がメガネメガネ言ってる時はホントに邪魔くさいんだけど、裸眼になって馴染んでくると結構キュートだったので、うむ、同感でした。

誰でも楽しめて、エンタメ映画の要素から本気映画の要素まであって、さすが名作。

やっぱチャンクいいわー!!
ぼぶ

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