ぶちょおファンク

レネットとミラベル/四つの冒険のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

Amazonでのレビュー数は少ないが高評価(★4.5/5)、
ここではそれなりの数の鑑賞者が高評価(★4.1/5)なのでチェック。
(IMDb 7.6/10 Yahoo! 3.79/5)

4つのエピソードにて構成されているので各話×△○◎のいずれかで評価。

『青の時間』△
都会っ子ミラベルと田舎娘レネットの出会い、それぞれのキャラや作品の世界観を見せる、起承転結の起。

『カフェのボーイ』△
田舎町から一変してパリへ。
カフェのボーイにはイライラするがレネットの性格がよく現れたエピソード。

『物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師』◯
詭弁と正論のような会話が面白いし、正論を言うレネットがいざ当事者の弁を聞くと許してしまうのがなんともニンゲンらしく面白かった。

『絵の売買』△
あれだけ前エピソードで正論を主張していたレネットが家賃欲しさにミラベルと協力して画廊商を半分騙すようなカタチで絵を買わしたのはフランス人ならではの皮肉なのか…?
そして更にエスプリなオチへと…。


☆総評
ヌーヴェルヴァーグの巨匠のひとりとして名前は聞いたことのあるエリック・ロメール監督作。

とりあえずミラベル役のジェシカ・フォルドが可愛く綺麗!
(出演作が少なく残念…)

こういうのを同調して高評価出来れば映画通なのかも知れないが(エスプリ)、自分の感性と価値観ではそれほど面白くもなく至って普通、
可もなく不可もなしの★2!


2021年340本目(+短編20本)