鍋レモン

ネストの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ネスト(2009年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』などの名優ケヴィン・コスナーを主演に迎え、ジョン・コナリーの短編小説を映画化した衝撃のホラー。

妻と離婚したジョン(ケヴィン・コスナー)は、反抗期の娘ルイーサ(イバナ・バケロ)と7歳の息子サム(ガトリン・グリフィス)を連れてサウスカロライナ州マーシーへと引っ越す。彼らは田舎町の人里離れた場所にある大きな一軒家で新生活がスタートするが、その家はどことなく普通の家とは違っていた。引っ越しの翌日、ルイーサは家のそばにある古墳のような奇妙な塚を発見し……。

⚪感想
「Daddy?」

なんだこれ『ミスト』かよ!!って突っ込まざるを得なかった。タイトルも『ミスト』『ネスト』で1文字違い。意味は霧と巣だから全然違うけど。
滅茶苦茶怖いし後味悪い。いきなり攻めてこずじわじわ怖がらせる感じが悪趣味!!笑

猫の名前マーマレードって可愛いなーって思ってたけど、ホラーだからなーって考えたら本当にそうなった辛い。

この家族はただに引っ越してきただけなのに災難すぎる。
引っ越し初日からなんかやばい雰囲気が凄かった。娘ちゃんが窓の外見てる時にいたよね。

ケビン・コスナーは『パーフェクトワールド』や『ボディガード』でもかっこよかったけど歳をとってもかっこよくて優しい父親が合う。娘の反抗期に苦悩していて可哀想だった。めちゃくちゃ完璧な父親じゃない?
理想の父親ランキングがあるなら1位がリーアム・ニーソンでその次にケビン・コスナーが入りそうなぐらいこの映画で好きになった。

音と映像のダブルでめちゃくちゃ怖かった。グロテスクさを全面という訳ではなく序盤はだいたいの人がゾワゾワ、もやもやするような所を攻めくるのでしんどい。

期待していたよりも数倍上手く作られていて結構楽しめてしまった。
好みが別れる映画かも。



⚪以下ネタバレ



あの謎のエイリアン的な塚に住む人達はみんなオスだったから人間の少女と交配しなくてはいけなかった。そして選ばれたのがルイーサ。
よくよく考えるとルイーサが泥だらけで帰ってきた日お風呂では血が出ていてその日に交配があったことがあるし、体調が悪くて吐いたりするのは悪阻だったって可能性も出てくる。背中のボツボツは謎。
また、息子が持っていたアリについての内容と共通していて割としっかり作ってると驚き。

というかあのエイリアンもしかしてアリ!?

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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