鍋レモン

アイス・ロードの鍋レモンのレビュー・感想・評価

アイス・ロード(2021年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンが主演を務め、地下に閉じ込められた26人の命を救うため巨大トラックで危険な氷の道を走り抜けるドライバーの戦いを描いたレスキューアクション。
共演に「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーン、「リンカーン 秘密の書」のベンジャミン・ウォーカー。「アルマゲドン」などの脚本家ジョナサン・ヘンズリーが監督・脚本を手がけた。

カナダのダイヤモンド鉱山で爆発事故が起こり、作業員26人が地下に閉じ込められた。事故現場に充満したガスを抜くための30トンもの救出装置をトラックで運ぶため、4人の凄腕ドライバーが集められる。鉱山への最短ルートは厚さ80センチの氷の道「アイス・ロード」で、スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈んでしまう。地下の酸素が尽きる30時間以内に装置を届けるべく、命がけでトラックを走らせる彼らだったが、事故には危険な陰謀が隠されていた。

⚪キャッチコピーとセリフ
“生きる希望を、沈ませるな。”

「トラック トラック トラック」

⚪感想
レスキューアクション作品。

リーアム・ニーソン×過酷×雪は安定して面白い。『ザ・グレイ』、『スノーロワイヤル』など。
毎回のことだけど悲壮感があったり、追い込まれる役が似合う。
リーアム・ニーソンが好きなので0.2スコアくらい加点。

実話方面の作品かと思いきや意外と映画特有の裏がある内容だった。

評価は3.5でそこそこな感じだったのでそこまで期待していなかったが、伏線があり演出も面白かったので楽しめた。

アイスロード、氷でできた道。
常に忍び寄る割れてしまうのではないかという恐怖感。
積荷の重さだけでなく走るスピードも気にしなくては行けないということを初めて知った。首振りの人形でそれを測るというのが描写が細かいし、面白い。

タントゥ役の女優さんが桜田ひよりさんに似ていた。

色々難しいところは割と簡単描写だった。本当にできるのかな。



⚪以下ネタバレ



急にトラックが止まり何事かと思いきや誰かがガソリンを入れたらしいという。唐突なバルネイ裏切りが始まりそこからの戦い。
192cmくらいあるリーアム・ニーソンに引けを取らないベンジャミン・ウォーカー。
しぶとさが安定の悪役だったが、ラストの死にかたはスッキリ。
マイクとバルネイが氷上で殴りあっている時にゆっくりと走り続けるトラックがなんとも絶妙。

バルネイ一度は崖から突き落とされたものの、スノーモービルで上に登り雪崩を起こし、またまたトラックで追ってきて、結局沈むという。

弟が死んでしまうの悲しい。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
トラックドライバーのマイクと弟で整備士のガーティは、腕は確かだが、仕事が長続きしなかった。気性が荒く、トラック仲間を殴って、ノースダコタの運送会社を解雇されるマイク。原因は、イラク戦争でPTSDと失語症を患ったガーティへのイジメだった。ガーティの病気も気に食わず、苛立つマイク。

カナダ北部マニトバ州の鉱山で爆発事故が起こり、坑道に26人が閉じ込められた。空気が尽きるまで猶予は30時間。岩盤に穴を穿つ抗口装置(ウェルヘッド)を運ぶ為に、ケンワースの30㌧大型トラック3台が用意された。時間内に鉱山に到着するには、凍結したウィニペグ湖の氷上を渡る「アイス・ロード」を突っ切るしかない。

高額の報酬で雇われるマイクとガーティ。雇い主のジム、女性ドライバーのタントゥ、保険会社のアクチュアリーのバルネイら5人が、3台に分乗して出発した。しかし、気温が上がり氷の緩んだアイス・ロードが割れ、リーダーのジムがトラックごと水底に沈んでしまった。

これは人為的な事故だと騒ぐバルネイ。残る一人のタントゥが犯人なのか、疑心暗鬼で先を急ぐマイクたち。だが実は、トラック事故を工作したのは、バルネイたち会社側の人間だった。

地下の坑夫たちが助かると、鉱山の無理な操業について証言されてしまう。運営側や保険会社は責任回避のために、坑夫たちの死の責任を、トラック輸送の失敗に押し付ける計画だったのだ。

マイクたちを荷台に閉じ込め、最後の一台で走り去るバルネイ。辛くも脱出したマイクは、会社側の追っ手も振り払い、犠牲を払いつつ間一髪で坑口装置を鉱山に送り届けた。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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