開明獣

暗殺のオペラの開明獣のレビュー・感想・評価

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)
5.0
イタリア映画が好っき❤️(スキウサギの真似)そういえば、スキウサギはピザ🍕が大好物だったにゃー🐰

なのにイタリアの巨匠、ベルトリッチは「ラスト・エンペラー」しか観たことなくて、開明獣にとっては大きな宿題だったのが、今回、亜魔腐羅で観れて嬉しい😌

ちなみに、サロペットしかワードローブにないイタリア人配管工兄弟が主人公の例の映画はイタリア映画といっていいのだろうか🍄

期せずして原作既読済みだった。アルゼンチンが産んだ、南米のみならず、西欧作家に大きな影響を与えた20世紀後半に活躍したホルへ・ルイス・ボルヘスの短編、「裏切り者と英雄のテーマ」が元になっている。

かつて、反ファシストの闘士だった父の謎の死の解明に数十年も経ってから巻き込まれる息子。原作者のボルヘスが、目眩く幻想の中へ読者を誘うのを得意としていたのをベルトリッチはよく理解している😌

時空を超えて明かされる謎は果たして主人公にとってどんな意味をもつのか?謎の解明よりも、意味を深く考えたくなるような秀作😊
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