ビターチョコ

小さな恋のメロディのビターチョコのレビュー・感想・評価

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)
4.2
1971年の映画。
青春映画。
初恋の映画。
イギリス映画。

●あらすじ
少年が少女に恋をした。

日本公開もイギリス本国と同じ1971年だそうだ。当時の日本で、この映画は社会現象だった(日本の映画ファンの中でだが)。映画雑誌の投票で、何年も上位だったらしい。

さて、この映画で気付いたのだが、(音楽と同じで)タイトルを知っただけで…その当時のことを、色々と一緒に呼び覚ますようだ。

なんと言ってもビージーズの主題歌「メロディ・フェア」が良い。ビージーズのCDはベスト盤しか持っていないが、買って初めて聴いた時、この世のものと思えないほど「いい歌だ」と思った。
いまWikipediaで知ったのだが、「サウンドトラックがCD化されているのは日本のみ」だそうだ。
そうなのだ! この映画は、日本で特に愛された映画らしい。だから、ヒロインを演じた女性は、自費で来日してすごく歓迎されて、「また来ます」と言い残してイギリスに帰国したらしい(下で、追記で訂正した)。

『時をかける少女』(1983年)と一緒に思い出して書いてしまった。最後に観たのはいつだろう? 30年くらい前かもしれない。

●追記(2020年4月11日)
トレイシー・ハイドについてウィキペディアに、「1977年には同誌の招聘で来日」とあった。
自費じゃなかったらしい。
でも、自費の方がいい。
ステキな勘違いというのが私は好きだ(私にとってのステキだが)。