子馬

バトル・ロワイアルの子馬のレビュー・感想・評価

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)
3.9
深作欣二監督の傑作邦画!
序盤、BR法という無茶苦茶な世界観の説明をたけしの迫真の演技が成立させていて、ものすごい力技だと思った
説明が終わって、最初の殺し合いが行われるまでのテンポ感も良く、キャラクター同士の人間関係(主に裏切り)や殺し合いを楽しむ映画なのだと教えてくれる
その後も終盤までコンスタントに殺し合いが行われてゆき、一つ一つの戦い方や死に方に工夫があり、キャラクター同士の愛憎が散りばめられ、こちらが見たい絵、期待する絵を十分に描写してくれる親切なエンターテイメント設計!
キャラクターが減っていくにつれて残りのキャラクターに強キャラ感が漂っていく構成もデスゲーム物ならではの面白さを抑えていて流石!
個人的に好きなのは栗山千明
藤原竜也の演技はこの頃から仰々しく、いちいちオーバーで笑ってしまう
子馬

子馬