すごく良い映画。
ボビー・フィッシャーの再来と言われた天才チェス少年ジョシュ・ウェイツキンの子供時代を描いた伝記映画♟️
チェスのルールを知っていたらもっと楽しめたんだろうな〜と思うことが何度かあったけど、知らなくても充分に楽しめた。
ヒューマンドラマ的な面白さはもちろん、チェス盤を映すカメラアングルやカット割にこだわりが感じられて好きだった。
両者が軽快に駒を置いていくシーンのスピード感が心地よい。
終盤のチェスの試合シーンは圧巻。
2人の師(と言っても過言ではないはず)の教えを両方活かし、掴み取った勝利の美しさ。
"勝つことだけを考えろ。必要であれば相手を憎め。自分をボビー・フィッシャーだと思え。"
"僕は彼じゃないよ。"
勝利に執着していた大人を横目に、無垢で自分らしく在り続けたジョシュ。
そんなジョシュに周囲の大人たちもハッと気付かされ、変わっていく。。
ラストの引き分けの提案とチェス仲間へのアドバイスも尊かった…。
ベン・キングズレーとローレンス・フィッシュバーンがそれぞれハマり役で良かった。
そしてなんと言ってもジョシュを演じたマックスくんの演技が素晴らしかった。。
多くを語らず、目で訴える感じ👀
本作以降、ほとんど映画に出ていないみたいで残念。。