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コヴェナント/約束の救出のericaのネタバレレビュー・内容・結末

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

いや最高か…
ストレートに心から良かった…!と思えた作品。
これガイ・リッチーと知らずに観たら分からなかったかもしれない。

いつものオシャレでスタイリッシュな演出を封印したゴリゴリの硬派作品。というかゴリゴリの戦争映画。
終始シリアスなテイストで統一されていたのでとても観やすかった。

アフガン戦線にてタリバンの武器庫や爆弾の在処を突き止める米軍部隊の曹長ジョン・キンリー(ジョー・キーリーみたい笑)と、米軍に協力する現地通訳として雇われたアフガン人のアーメッドによる、それはそれは固い絆、義理・人情の話なんだけど、とにかくアツすぎた…
ジョンが瀕死状態になってからがやばすぎる。
アーメッドがあの手この手でジョンを救おうと途方もない道のりを様々の方法で運ぶんだけど、道中何回もヒヤッとするシーンがあって心臓がもたない…アーメッドすごすぎるよ…

そしてアーメッドによって"生かされた"ジョンは、タリバンから身を隠し潜伏生活を送る彼と彼の家族をどうにかして助けたい…恩を返したい…
ジョンが、
"命の恩人を超えてもはや呪い"
"ひとときも心休まる瞬間がない"
というようなことを言っていたのが印象的だった。

そこからの展開は正直予想通りだったし、"天使"の登場タイミングにもあぁはいはい…ってなってしまったけど、非常に良い作品を観たなという気持ち。



あ、1番好きなシーンは、
ジョンがアーメッドと再会するシーン
"この辺は犬が多いな。"
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