オレオレ

ロミオ&ジュリエットのオレオレのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.0
とにかくクレア・デーンズが可愛い。全く何言ってるかわかんないが。

「ロミオとジュリエット」に限らず、シェークスピアの古典を現代に置き換えるのはよくあるパターンだけれど、今回は架空の町+現代+古語、というミックス。主役二人を当時20歳や16、17歳の若いディカプリオ+デーンズが演じ、いやーキラキラ度がスゴイ。
バズ・ラーマンの色彩と相まって少女漫画そのもの。ジョン・レグイザモ出てても少女漫画。

内容はいつものロミジュリなので触れませんが、ごつい拳銃とか鳩とか出てきて、ジョン・ウーかい!って突っ込みそうになりました。いえいえ、好き嫌いの分かれそうな、「ムーラン・ルージュ」や「華麗なるギャッツビー(2013)」のバズ・ラーマンです。

この映画、渡米直後あたりに見て、英語が全く理解できず凹まされたという、私にとってのトラウマ映画なんですよねー。もちろん字幕はないので全員が全員、何を言ってるかさっぱり聞き取れませんでした。「いつかこれが理解できるようになるんだろうか、涙」となって映画館を後にしたわけですが、こんな平安時代の古語しゃべられてたとは!今、字幕アリで見てもさっぱりわからんわい!

という個人的な感傷もあり、甘めの点数。
しかし、トレーラーハウスに住むロミオ、そして手紙の行き違いは「裏庭でバッティングしてたから」ってどうなの、笑。