とむ

剥き出しにっぽんのとむのネタバレレビュー・内容・結末

剥き出しにっぽん(2005年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

「ここを掃除したって、地球規模でみたら別の場所が汚くなるだけ」
「金持ちもホームレスも結局はこれ(吸い殻=死体)になる」
などと言った、こいつ何言ってんだとどつき回したくなるようなクソみたいな台詞ばかりで頭を抱えてたら映画が終わってました。

人生知ったような台詞ばっかりだけど、
思いの外説得力がない。
監督も若いし、キャストも若いから。


ていうか、主人公が嫌い。
主人公の言動がきもい。そして顔が腹立つ。
主人公の、特に現状を良くしようともせずウジウジウジウジしてる感じが腹立つな〜。

なんで処女じゃないことにお前が怒ってんだよ…。
事に勤しもうとする前の
「そろそろさ〜、」とか、
「働いた〜…働いたな〜…」とか、
すげー腹立つ。
いや、なんか男だからわかる分、キモイ。


ていうかこいつ、自分勝手すぎるでしょ。
頭っからケツまでこいつ自分のことしか考えてないし。平気で親父のこと殺そうとするし。

一人で勝手に舞い上がってる感じも、全然微笑ましくない。
「オンナの武器使えばいいじゃねーかよ!」とか、もうドン引きだよね…。
なんで迎えに来たからって自分のこと好きだって勘違いしてるわけこの人は…。
「なんで挨拶すんだよ!」とか、はい…?


登場キャラクターに一切の魅力がないんすよね。つまんない。
頑張って観たけど、正直、最後まで見たいと思える内容じゃない。

終始真顔だったけど、
「許してよ!!」「許すよ!!」「許してよ!!」「許すよ!!」だけ笑った。
とむ

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