ぼぶ

レインメーカーのぼぶのレビュー・感想・評価

レインメーカー(1997年製作の映画)
3.7
マット・デイモン演じる、正義感溢れる若きなりたて弁護士が、初裁判で巨悪の保険会社とベテラン弁護士とバトル!といった感じ。

若い頃のマット・デイモンは、グッドウィル〜のせいか、やはりこういった賢くて真っ直ぐなキャラクターがよく似合う。
でも拳も振るうし、バットも使うし、芝も刈るし、なかなか今回はタフ。

総じてストーリーは面白く、法廷シーンもくぅーーそうなる?みたいなことが多く、判事の絶対感も相まって良いのだが、細かくいい感じに広がっていた枝葉の回収がもうひと息感もあって、例えばDVの子との決定的なシーンが無かったり、正当防衛とはいえ人1人殺めたことへの葛藤が少なめ(車中の感じはどちらかというとケリーがかぶったことへの描写っぽい)なのが、あと一息な感じ。
でも足絡めてるとことかすごく良いから、それでOKなのかな。

正義こそ全て!!という弁護士モノが多いなかで、ボスが悪だったり、相棒も小悪党だったり、なかなか良い塩梅で楽しめた。
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