ほらふき丹次の作品情報・感想・評価

ほらふき丹次1954年製作の映画)

製作国:

上映時間:77分

3.4

『ほらふき丹次』に投稿された感想・評価

imapon
3.3

罪の無いホラ吹きで気の好い丹次・藤田進。
助平心の村の総代毛利の助・永田靖。
脱獄囚に父親を殺され孤児になった娘はつ子・安西郷子は丹次に引き取られる事を望む。丹次の倅、金助との三人暮らし。丹次は何か…

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4.0

大正末期。脱走犯を捕まえた百性が殺された男の娘を引取ることに。

ホラ吹きと呼ばれる事がまんざらでもなさそうな藤田進の愛嬌たっぷりな佇まいが良い。ホラの内容も可愛げがあるものばかり。 常にスーツか…

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舞台は大正時代の北海道(珍しい)。あまりに悲しい終わり方……かなり濃い77分だった。音楽がすごく絶妙で個人的に映画音楽の理想のあり方だった
藤田進が、原作者寒川光太郎から映画化権を譲りうけたという。悪意のない、男が悪人を成敗した。ほらふきでも虚言癖があるわけでもない人物が堕ちる、不条理な闇。なんとも不思議な物語。

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