このレビューはネタバレを含みます
インディアナの親父が生涯を賭けて追い求めたキリストの聖杯を巡って親子で冒険する話。
いざ、聖杯探し!までがすっごい長い。
映画の半分くらいまで行ってやっと親父を取り戻して聖杯を求めて行動開始。
親父は社会性がまるでなくって、インディアナが"もっと普通にお喋りとかしたかったな…"みたいに言うと、"じゃあ話せばいいよ、今"と返すタイプ。なのに良い父親だと思ってるからかなりズレている感じがする。
あんまり見向きされなかった少年時代を通しても結構好きなのかなんなのか、それでも親父は親父だし助けながら永遠の命をもたらす聖杯をナチスと争う。
89年の映画だけれども結構映像綺麗ねえ、と思ってたらやっぱり合成シーンは時代を感じた。飛行機のシーン笑っちゃう。
実地調査に出向かないタイプなのか知らんけど、親父は結構足手まとい…かと思いきや逆に助けになったり、なんだかんだと面白い親子。
なんだか過去作以上にバチクソ人死んでない…?いや過去作でも普通に見えないだけで一杯死んでたんだろうけども。
生と死、永遠の命がテーマだからかなぁ。戦車に潰されて死んだり、あらエグいって感じのが結構散見された。
でも聖杯の力のお陰で、撃たれた親父も綺麗になって助かり、インディアナ・ジョーンズだと思っていた名前が本当はヘンリー・ジョーンズ2世(ジュニア)であって、インディアナは昔飼っていた犬の名前だと判明してアハハウフフで終わり。
せっかく見つけた聖杯は、協力者だと思っていたら裏切ったナチ女が"わたし達の物よ…!"とか言って浮かれた結果、持ち出してはいけない掟に引っ掛かって地割れの中にどちらも消えておしまい。
この一瞬の為に700年聖杯守ってた騎士可哀想過ぎるだろ…。こいつこそもっとお喋りしてやれよ。
電気があってネットが通ってて通販も届いてエアコンもあるならわたしが代わりに聖杯守っても良かったな…と思いつつ。
2022 04 27 Netflix