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酔いどれ天使のmakoのレビュー・感想・評価

酔いどれ天使(1948年製作の映画)
3.9
黒澤明監督作品特集の2日目。
『酔いどれ天使』、初見です。

谷口千吉監督の『銀嶺の果て』(黒澤脚本)でデビューしたばかりの三船敏郎が黒澤に初めて起用された作品だそうです。

飲んだくれの貧乏医者真田(志村喬)と闇市のヤクザ松永(三船敏郎)との不思議な友情。

真田役は志村喬さん。
口は悪いし、飲んだくれだが受け持った患者には情け深い医者を好演しています。
松永役は三船敏郎さん。
こんなに若い三船さんを観たことがなかったのでイケメンで驚きました😅
尖ったヤクザ役がすごくハマっていました。

混沌とした日々を表しているかのような汚い川(池?)。それとは対照的な快活なセーラー服の少女。
悲しい出来事があっても希望があるようなラストは爽やかな感じで観終わりました。

笠置シヅ子が出演して歌っていましたがその歌が面白かったです♪

今作も台詞が所々聞き取りづらかったのが残念でした。
観ごたえがあり楽しめました♪

次は何かな〜😁


劇場鑑賞 #81
2019 #119
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